製薬会社コラム

製薬会社が安く安全な薬より高く危険な薬を優先して売る理由とは?

2016/09/21

薬・医薬品コラム非常にショッキングな記事がありました。現在の製薬会社は、安く安全な薬があるにもかかわらず、「高く危険な薬を優先して売っている」というのです。
記事はとある製薬会社のMR(医薬情報担当者)への取材でした。
MRは、薬を医師に説明したり、売り込みをしたりする仕事なのですが、そこでの医師とMRとの人間関係によって使う薬が決まることも多いようです。
現在の売上げ上位の薬はいずれも高価な新薬になっているそうです。その中の薬にはまだ副作用がはっきり分かっていないような薬もあるという恐ろしい話が・・。
例えば高血圧の治療薬は、売上げ10位の中に3つもあるそうです。
「ラシックス」が1錠あたりの価格が15円前後なのに対し「ィオバン」は1錠130~140円なのだそうです。
こういった理由には薬の開発に何百億円という莫大なお金がかかっているという背景があります。
このお金を回収する為に、薬を使わなくても良い患者に薬を出したり、安い薬より高い薬を使ったりしているという訳です。
糖尿病の治療薬も、古い「メトグルコ錠」は250mgが10円なのに対し「ジャヌビア錠(100mg)」が205円、「エクア錠(50mg)」が約88円という状況。
認知症治療薬の「ウインタミン」の薬価は年額でもおよそ6000円なのに対して「メマリー」は年額なんと約13万円(の1-3割負担)もかかるというのです。

さらに、MRの人件費も削減する方向らしく、正社員を減らして派遣社員のMRが増えているそうです。
MRもこういう状況なので必死になっており、本来料亭やゴルフでの接待が禁じられているので「講演会」やセミナー(1回につき総額250万~500万円の費用)で医師に営業をしているようです。
医療費の高騰が問題となっているのは、このような事があるからですよね・・・。
※資料:週刊現代2016年07月06日「製薬会社の営業マンが本音を告白「"安くて安全な薬"より、"高くて危ない薬"を出すんです」誰のための医療なのか?」

-製薬会社コラム