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ロート製薬の新たな取り組みとは?「本当の健康は薬が必要でなくなること」

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ロート製薬の新たな取り組み

ロート製薬と言えば「V.ロート」などの目薬、「パンシロン」などの胃腸薬などで有名な企業です。
そのロート製薬会長、山田邦雄氏のインタビュー記事がありました。
1995年頃、山田会長はオフィスから仕切りを無くしました。いまでこそオープンオフィスというものがありそうしている会社は多いですが、当時はそういう会社はほとんど無かったそうです。
胃腸薬や目薬、メンソレータムなどのビジネスであぐらをかいていたとの事で、新しい風を入れるべく、オフィスから「昭和感」を無くしたのだそうです。
また、社員の為の施設で薬膳料理を出したり、薬膳料理の店をオープンしたりしたそうです。
山田会長は「本当の健康は薬が必要でなくなること」と言っており、その考えからまず「食」に注目したという訳ですね。
「医食同源」という言葉の示すとおり、食べ物と健康は深い関係があります。
薬膳料理だけでなく、健康食品もそうですし、つきつめれば普通の料理、食事から病気の予防は始まっています。まずは食事で予防をして、もし病気になってしまったら、薬で治す、という考えです。

※資料
社員貢献から社会貢献へ、ロート製薬の「一風変わった」取り組みとは(Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン))

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